増加する少人数世帯
暮らしのかたちは柔軟に
厚生労働省の2024年国民生活基礎調査の概況によると、「夫婦のみの世帯」は1354万人と1986年から2.5倍増加し、「単身世帯」に次ぐ伸び率となっています。
また、「夫婦のみの世帯」と「夫婦と未婚の子のみの世帯」を合わせると2676万世帯にのぼり、割合は全世帯の49%に及びます。これに加えて未婚のカップルやパートナーとの同居、法的関係にとらわれないペアシップ世帯など、「誰と、どう暮らすか」という現代における暮らしのかたちは一層自由で柔軟になりつつあります。