投稿日:2019年11月06日 更新日:2022年09月21日

【現役ビル管理士が教える】家にあるもので出来る!急な水漏れや雨漏りへの応急処置方法

カテゴリビル管理

多くの被害を出した大型台風の直撃。
豪雨による突然の雨漏りや水漏れに困った方も多くいらっしゃったかと思います。
今回は現役のビル管理士に自宅にあるもので出来る漏水への応急処置の方法について聞いてみました。

雨漏りイメージ

天井や壁から突然の水漏れや雨漏り。
水漏れはいつ起こるか分かりません。
台風による大雨、年末年始や夜遅くなど、すぐに業者に来てくれない場合も考えられます。
そんな時は、落ち着いて自宅にあるもので応急処置をしましょう。

軽度な水漏れの場合

水漏れが軽い場合は、バケツとタオルで対応することが可能です。
またペットがいる家ならばペットシーツを敷くのが手っ取り早くていいでしょう。
ただし、漏水がポタポタ続くようであると、一晩置いておくだけでもペットシーツも一杯になってしまい、水が跳ね上がってしまうため注意が必要です。

水漏れ、雨漏りが続く場合

amamori-quickcure天井から連続的に雨漏りしている時や、エアコンから水漏れしたときなどは ビニール袋と養生テープを利用するのがよいでしょう。
たとえばエアコンからの水漏れの場合は 大きめのゴミ袋などを破いて、それでエアコン全体を囲いビニールをぎゅーと一つにまとめ水漏れをバケツで受けるだけで、応急処置が可能です。

家に常備してあると便利なもの

ゴミ袋などの大きめのビニール袋と養生テープなどのビニールテープは、常備してあると便利です。
上記で紹介した漏水の時以外にも、うっかりスマホをトイレに落としてしまった時など、水の中に手を入れないといけない時も、ビニール袋を破り、ビニールテープで手にぐるぐる巻きつけると、それだけで即席のビニール手袋が出来上がります。

ビニール袋でビニール手袋

今回ご紹介した内容は、あくまで暫定的なの応急処置になります。
作業は安全に注意して、基本的に2人以上で行うのがよいでしょう。
また本格的な修理作業は、専門業者に依頼して適切な処置を行うようにしてください。

この記事の監修

網代 淳一
(株)アドバンス・シティ・プランニング 管理本部部長
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)

 

 

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