超長期の事業である賃貸ビルの経営は経年劣化の修繕だけでなく、最後の建替えに至るまでの間に、時代の変化に合わせたバリューアップの視点も重要です。
建物には、ハード面、ソフト面ともに、立地、築年数、スペック毎に、全て微妙に異なる修繕や改修が必要ですが、一定年数を経過してきた場合に、
いつ何をどこまでやるかが、ビル経営においては最も悩ましい問題のひとつと言ってもいいかもしれません。
特に、日常の修繕を超えたバリューアップが有効と思われた場合でも、中小企業や個人のビルオーナー様にとっては相応の設備投資コストが必要(特に事業系)で、
なかなかそこまでは思いきれずに悩まれている方も多いのではないでしょうか?
施策次第で売却価格や運用コストに差が出ます
中古ビルの適切な日常的修繕や一定期間毎の大規模修繕は、建物を長持ちさせるためには必須のメンテナンスと言えます。
しかし、賃貸ビルの場合には、単に建物の物理的な経年劣化の補修工事だけでなく、テナント視点ニーズでのアンマッチな部分が発生していないかというマーケティング視点からみた改修工事も必要不可欠です。
設計から管理までできるノウハウで、建物の傷み具合などを考慮し、「絶対今回やるべき修繕」と「後にまわしても大丈夫な工事」を分けて、お客様側に立ったアドバイスを行います。
まだ何年も耐えられる箇所まで無駄に修繕工事してしまうことがないように建物調査を十分に行い、真に長持ちする「費用対効果の高い修繕プラン」の提案にこだわります。
賃貸ビルの資産価値を維持・向上させるためには、建替えだけでなく、思い切ったバリューアップ工事が有効なケースもあります。
但し、建替えと同様に、工事後のリーシング戦略=テナント目線で考えるというマーケティングの視点が大切です。
私たちは、ビルオーナー様の賃貸ビルの資産価値を維持し、高めるための修繕方法を、ビルオーナー様毎のご事情を考慮しながら、ご一緒に最善策の企画と実施をサポートさせていただきます。
コンバージョンは建物の用途を変更し、設備や仕様を替えて価値を高めます。
用途変更には、専門的な建築基準法の知識が必要です。設計や管理、ビル賃貸のノウハウでサポートいたします。
リノベーションやコンバージョンで大切なことは、せっかくの改修後の魅力を募集広告でいかに伝えるかです。
そのためのリーシング(入居者募集活動)についても平均稼働率97%を維持してきたノウハウでサポートさせていただきます。
ビルの外壁、屋上、共用部等を中心に大規模修繕を実施しました。
中古オフィスビルのエントランスをリノベーションしました。
Before
After
中古ビルのオフィスフロアをリノベーションしました。
中古オフィス兼オーナー住居複合ビルをレンタルオフィスにコンバージョンしました。
Before
After
中古ビルを建替えしました。