ABOUT_DEVELOPMENT
- Top
- 開発事業
Philosophy of Development私たちの不動産開発哲学
半世紀を超える賃貸ビル事業の経験と実績が私たちの開発哲学につながっています。
バブル崩壊やリーマンショックのような大きな経済危機から様々なトラブルまで実際に経験し、
自ら長年ビルを所有し続けているノウハウがあるからこそ、ビルオーナー様の立場に立ったサポートが可能です。


SCROLL
Three Rules for The Stability of Long-term Operation Rate
一 長期安定稼働のために必要な3つのこと 一
保有・運用する収益ビルの平均稼働率97%(※)を維持する長期安定稼働を実現しています。
長期安定稼働のために大事なことは「まず立地」、そしてその立地に相応しい「最有効利用の選定」とそれを実現する「機能美を追求」した建物を創ることです。
一 賃貸ビル経営に必要な総合力 一
そのために、損益、キャッシュ両面から長期事業収支を緻密かつ合理的に予測、綿密な市場調査をもとにした的確な物件開発と賃料設定を行い、
さらに、独自のリーシング(テナント募集)ノウハウや建物の状況や時代のニーズの変化に応じた的確なタイミングでのバリューアップ工事等の空室対策を総合的に駆使して長期安定稼働を実現しております。
(※)2019年1月末時点(過去10年以上、毎期平均稼働率97%以上を達成)
Rule No.1Location
Promising Area
The Most Effective Way of Usage
一 最有効利用の選定 一
その不動産の効用が最も発揮される利用方法を選定し、長期的な資産価値の維持向上につながるプランを追求します。
そのためには、物件の立地、建築可能な建物の内容に応じたテナントニーズの想定や、将来動向まで含めた検討が必要であり、
容易に想定できる物件もあれば、建築条件が厳しく一筋縄ではいかない難しい物件もあります。
一 55年を超える多様な経験と実績 一
都心周辺の狭小地なども、土地単価だけ高くても実はそれに見合う建築が難しいといったケースも多くあります。
狭小地で不正整形な敷地でも、その分安い価格で購入できれば、立地によっては開発妙味が出るケースもありますが、そのためには十分な事前検討も必要になります。
私たちは、規模も用途もエリアも異なる物件を自らが開発運用してきた経験に基づくノウハウで的確なプランニングを追求しています。
Rule No.2Way of Usage
Devised Numerous Plans
Functional Design
一 機能美の追求 一
収益ビル開発で私たちが大切にしているのが「機能美の追求」です。
自宅や本社等で好みのデザインを追求することは不動産の面白さの一つですが、 収益ビルでは極端に特定層好みのデザインを追求すると集客しづらくなるデメリットがあります。
一方では、収益ビルだから一切の装飾を排除すればいい、ということでなく、用途やテナント層を想定した装飾性ある設備機器や外観デザインを選ぶ、 といったことも含めてデザインを追求します。
人間には「見た目の美しさ」も心地よさを与える重要な機能の一つだからです。 また、店舗ビルのように外観デザインが「目を惹く」ことも重要なデザインの機能です。
一 機能美の本質とは? 一
ドイツのインダストリアルデザイナー、D.ラムスの「良いデザインの十か条」が機能美のフィロソフィーとして有名ですが、その中の最後に ”良いデザインは可能な限りデザインをしない”というのがあります。 「機能美」とは一切のデザインをしないことではなく「可能な限り少しだけ」デザインして、シンプルな美しさを追求することでもあるのです。
Rule No.3Overall Design
Designer's Mansion
リチャード・サッパー(デスクライト、エスプレッソマシン)、ル・コルビジェ(奥のチェア)、アイリーン・グレイ(サイドテーブル)、
フィリップ・スタルク(コーヒーカップ)、片山正通(手前のチェア)、BOSE(デスクスピーカー)、APPLE(パソコン、ipod)、FANTONI(デスク) 等
Value Up Strategy
一 時代のニーズを捉えたバリューアップ 一
土地から開発する新築ビルだけでなく、その後の長期安定稼働のためのリノベーションやコンバージョン、中古ビルを取得して満室稼働にして再生するような、バリューアップも私たちの開発事業の重要な柱です。
例えば、東京の築20年前後の中小規模オフィスビルはテナントニーズが新築時より大きく変化しており、原状回復工事で綺麗にするだけでは賃料水準は築年数に応じて下がり続けるばかりです。
一 攻めと守りのビル経営 一
原状回復工事や通常の修繕工事は守りの上でとても大切です。しかし、長い間にはそうした守りだけではテナントニーズに応えられなくなる時が来ることもあります。 賃料を値下げしてビルの稼働率を維持することに汲々とするだけでなく、積極的に時代のニーズにマッチさせるバリューアップリノベーションという「攻めの経営」を行うことで、これから先の10年を見据えたリーシング戦略が見えてきます。
STRUCTURAL_PLAN
Group Collaboration
土地探し、企画・設計から施工・管理まで
一気通貫できる開発体制
半世紀を超える賃貸ビル事業のノウハウを有する北辰不動産と35年を超える一級建築士事務所としての設計実績ある
アドバンスシティプランニングが連携することで一気通貫にて収益ビルを開発できるグループ総合力が強みです。

Arrangement & Collaboration
必要に応じて他業者様とも協同
不動産事業では多岐にわたる専門的な技術、ノウハウが必要です。
事案によっては、全てを自社グループ内だけでなく
各分野の専門業者様とのコラボレーションで開発するケースもあります。
長年の業界ネットワークがあるからこそ、最適な業者さんの選定、アレンジが可能です。
下記の新ブランドのビル「COCOPLUS 本駒込」のように他の設計会社様と
グループ内の設計部門がそれぞれ業務分担して協業による設計開発を行っているビルもあります。

【新ブランド「COCOPLUS」について】
「COCOPLUS」は北辰不動産グループが展開するビルブランド「COCO」シリーズの新たなビルブランドです。
中小規模の一棟ビルで、店舗・事務所・住居との複合デザイナーズビルとして開発しました。
BUILDING_BRANDS
商業系ビルブランド

東京の銀座や赤坂の他に福岡の博多等、北辰不動産が古くから開発、運用してきた繁華街立地の商業ビルブランドです。
POLESTAR BUILDNG
オフィス住居系ビルブランド

オフィスや住居系のビルブランドとして古くから展開してきた、社名を冠した代表的なビルブランドです。
HOKUSHIN BUILDING
賃貸ビルブランド

店舗住居複合の「COCOSPACE麻布十番」を開発して以降、「ポールスタービル」や「北辰ビル」に加えて、新たな賃貸ビルブランドとしてシリーズ展開しています。
COCOSPACE
宿泊施設ブランド

国内外のグループ旅行者向け宿泊施設を「COCOSHUKU ブランドでシリーズ展開しています。
COCOSHUKU
一棟RC賃貸マンション

相続対策や資産の長期安定運用ニーズのある方に向けた、職住近接立地エリアのコンパクトな投資用一棟RC賃貸マンションシリーズのブランドです。
COCOCUBE/COCOFLAT
その他オリジナルブランド事例

シリーズ展開してるビルブランド以外にも、リーシングを考えた「ビルにマッチして覚えられやすい名前」を考えています。
OTHER BRANDS
CONTACT_US
serviceInquiry
お問い合わせ・ご相談
お客様がお持ちの土地の有効活用について、土地や規模の用途に合った収益ビルや、賃貸併用住宅ビル、本社兼賃貸ビル等の開発をサポートいたします。
企画・設計からテナントの募集、管理やビルメンテナンスといったトータルな開発・運用を、収益ビルに強い設計会社が長期的なビル管理までお受けできることが北辰不動産グループのビル開発の強みです。
ビル開発や土地の有効活用をお考えの方へ
DESIGN_OR_ART?
HOKUSAI'S ARTISTIC DESIGN
一 アートの中に多くのデザイン技法が潜む 一
デザイン、特に商業デザインを万人向けの一定の美しさ等のビジュアル効果を生む技術的な造形とすれば、アートは万人受けせずとも何をどう表現するのかの哲学的で観念的な造形と言えるのかもしれません。
浮世絵画家の「葛飾北斎」は生涯、様々な描画技法の研究にも前向きだったようで、例えば、現代人が商業デザインで学ぶような色彩の奥行表現、海外の塗料の先進的活用、
また、全ての絵を円の組み合わせに分解したり、マンデルブロー図形のような幾何学的構図で描いた画法等を見ると、技術よりも独自の感性だけで描く芸術家というよりも進取の気性と多様な感性を持った研究熱心な技巧派画家の一面を感じます。
現代の商業デザインを扱うクリエイターにとっては、その技法によるデザインがどのようにしてアートに昇華しているのか、といった視点で見るのに面白い画家という気がします。
一 波間の小宇宙~The Great Wave 一
富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏(The Great Wave off Kanagawa) 」という浮世絵は、波頭は波の一瞬を切り取った写真のように写実的な一方、船の形は大きな波と同化しており、自然と人工物を幾何学的な精緻さと大胆なデフォルメで表現し深遠な小宇宙を覗き込むような構図ですが、
先を競って新年の初鰹を届けようという威勢のいい江戸っ子の生活ぶりを通じて北斎が「宇宙」を描こうとしていたとすると、それはヨーロッパの荘厳な宗教画とは大きくイメージは異なりますが、庶民の生活の安寧を祈る北斎流の宗教画なのものかもしれません。
実は、そう感じさせる理由が「北斎」の名前に隠されていました。
一 北斎=北辰 一
自分の雅号を作っては弟子に売ったといわれる北斎が当初名乗っていたのが「北斎辰政」で、北極星と北斗七星を神格化した「北辰妙見菩薩」信仰にちなんでいるのだそうです。
生涯、絵とその技法を追求して生み出した晩年の傑作「神奈川沖浪裏」は、富士山をモチーフに庶民の暮らしを生き生きと描きながら精神宇宙を感じさせるという、ただの技巧派画家ではない北斎の芸術家としての真髄を見せてくれている気がします。